マウスホイール修理
去年購入したこちらのTECKNET製 有線マウスのホイールの挙動が急におかしくなった(ホイールを回した方向と逆方向にスクロールする動きが散見する)。18ヶ月の保証期間内なのでメーカに交換してもらうのが本筋なのだろうが、基板のエンコーダを半田付けで交換すれば直るのがわかっていたので、ネタとしてaliexpressからエンコーダのみ発注して、修理を敢行。
修理対象のマウスをひっくり返して、裏面上側にある2つのソウル部分と下側のシールを剥がすと全部で3箇所ネジ止めされている。一番下のソウルも剥がしてみたが、ネジはなかった。ソウルは一度剥がすと変形してしまうので、気になる人は新しくソウルを用意するだろうが、自分はあまり気にしていないので基の貼り付けていた場所に再度貼り付ける。滑りが悪くなって使用難になったら、ソウルもどこかで購入して交換することにしよう。
ネジを精密ドライバで回して中を開けるとマウスのベース側にベーク材の基板がネジ×2で固定されている。ネジとコネクタに接続しているケーブルを外す。
赤枠線の部品を交換する。
用意したのはこの部品。$1で2個ついてくる。さすが中国、安い。ちなみに「13」はエンコーダの高さで13mmを示す。実は先にマウスの中を開いて部品の高さを確認してから購入している。
基板の裏面を確認。赤枠の5箇所を半田吸い取り線で吸い取ればOK。
もともとあった部品を新しいものに交換して再度はんだ付け。
半田付け後はこんな感じになった。
後は抜いたケーブルを再度接続して、基板とカバーをネジ止めして作業終了。
外観を見るとやはりソウルとシールを剥がしたところが汚くなってしまっていたが、マウスとして動けば良し。
PCにつないで動作確認。LEDも光ってるし、PC上ではマウスカーソールも自由に動く。
肝心のホイールも問題なく動作した。
部品さえ用意しておけば30分程度で終わる作業なので、メーカ補償を気にしない使い方ならこれもありかと思う。